ちゃんとごはん

「ちゃんとごはん」とは?

食を通じて地域のお客さまの健康づくりに貢献したいという想いを形にした、「ちゃんとごはん」。栄養バランスと彩りに配慮した健康志向のお惣菜・レシピの開発や、お料理教室の開講、レシピのオンライン配信など、幅広い活動を行っています。おいしい食卓を提供するとともに、健康的な生活の実現を応援します。

ちゃんとごはんの取組みと反響

立ち上げの経緯と想い

2005年6月、理想とする1日の食生活を示した「食生活指針」を具体的な行動へ結びつけるものとして、農林水産省と厚生労働省の共同による「食事バランスガイド」が策定されました。マックスバリュ東海は、そうした国の方針と自社が展開するスーパーマーケット事業との親和性に注目。翌2006年に新たなプロジェクトとして「ちゃんとごはん」を発足しました。同プロジェクトに込められているのは「マックスバリュ東海ならではの健康をお客さまに提供したい」という想い。食事バランスガイドの食生活指針を見習う形で、健康に配慮したレシピ開発やお弁当の販売といった取組みを中心に活動をスタートしました。

想いを実現するための取組み

「ちゃんとごはん」の活動が始まった当初から取組んでいるレシピ開発は、メイン活動として継続しており、現在も月に12〜15品ほど考案しています。そしてプロジェクト発足から10年以上が経った現在、時代のニーズにあわせて活動内容はさらに多様化。料理教室やセミナーなどを開催する「ちゃんとごはんSTUDIO」、日頃の活動内容や、話題のグルメ・食材活用法などを紹介する「ちゃんとごはん通信」、さらにはインスタグラムやYouTubeを活用した情報発信など、幅広いテーマで活動を展開しています。

さらなる発展へ

発足以来、一人でも多くの人に「ちゃんとごはん」の取組みを知ってもらうために、グラフィック、Web、動画、SNSなど、さまざまなツール・媒体を駆使して情報を発信し続けてきました。そして、「ちゃんとごはん」の取組みのさらなる拡充に向け、2020年にプロジェクトが発足し、さらなる推進を図っています。ちゃんとごはんの取組みの一つに「ちゃんとごはんマスター」があります。この取組みは、食に関する一定の知識を習得し、お客さまに健康的な食生活をご提案することができる人材を育成するものです。社内において約4200名(2022年2月末日現在)が「ちゃんとごはんマスター」として、ちゃんとごはんを取組みをお客さまにお伝えしています。

  • レシピ数

    2,000種類

  • 商品化数

    年間約20

    ※改廃を繰り返しているので総数は流動的

  • 料理教室参加者数

    10,000

    ※地域・メーカータイアップ含む。
    (数字は2019年度までの参加者数)

今後の展望

今後、全社的な取組みとしての推進が予想される中、今まで以上に精力的な活動を行うには、食育を担う正規部署として社内での地位を確立することが必要。そのための構想の一つにあるのは、地域に寄り添った食育を行える“新たなチーム”の設立です。各県及びマックスバリュ東海の事業部を基点とし、各地域の拠点に在籍する管理栄養士が地域のお客さまの困りごとや健康に関する悩みを解決していく。そんな地域に寄り添う“地元の管理栄養士”としての、さらなる活躍が期待されています。

担当者からのメッセージ

今でも忘れられない、
初めての「お弁当開発」

今までの経験の中で、もっとも印象に残っているのが、某大学とコラボしてお弁当を開発したことです。それは「ちゃんとごはん」の一員になって間もない頃、右も左もわからない状態でスタートした私の原点とも言えるプロジェクト。携わったのは、季節の野菜を中心に、旬の食材をふんだんに採り入れたバランス系のお弁当です。その開発・販売に向けて約8ヶ月間、幾度となく試行錯誤を繰り返しました。今となっては日常業務に近い部分もありますが、当時の私にとっては、自分の手でいちから商品化に携わった初めての仕事。「自分の力でこんなこともできるんだ!」と、その時に感じたやりがいや達成感は今も忘れることはありません。

想いを言葉にすることで、
夢と目標がより鮮明なものに

マックスバリュ東海には、新しいコト・モノに対して積極的に挑戦する風土が根づいています。その最たる例が「ちゃんとごはん」や「じもの商品」などの取組み。そのほかにも、地域特性を理解するコミュニティ社員が中心となって店舗運営活動を行う「コミュニティ委員会」をはじめ、お客さまの満足度を高めるためのさまざまな活動・取組みを展開しています。
そんな当社の原動力は、社員一人ひとりの強い「地元愛」だと考えます。学生の皆さんに置き換えるなら、夢や目標にあたるかもしれません。そうであれば、大切なのは夢や目標を実現するための方法を考え続けること、想いを言葉に換えて周囲に発信すること。夢や目標を明確化することによって「自分のやりたいこと」を実現できる可能性が広がると思います。