ネットスーパー・ネットショップ

新しい“店”と“サービス”の創造

地域のお客さまにとって
「身近で便利な存在」であり続けるための努力。
全国のお客さまが
「いつでも・どこでも・何でも」購入できる
利便性の追求。

まったく違う視点からの
アプローチでありながら、
想いのベクトルはいずれも
「お客さまの利益の優先」に向いています。

リアル店舗にはない、
インターネットを活用した
2つのWebサービスを通じて、
マックスバリュ東海が
大切にしている想いをご紹介します。

サービス概要

ネットスーパー

必要なものを、必要な時に。
あらゆる商品を
最短3時間で自宅に配達

マックスバリュ東海のネットスーパーは、毎日の生活に必要な食料品、日用品、医薬品などを最短3時間でお客さまのご自宅までお届けするサービスです。現在、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、神奈川県の5県・23店舗でサービスを展開。おもに30〜40歳代の子育てママ世代を中心とした、「毎日の子育てや仕事との両立が大変」「なかなか買い物に行く時間が取れない」というお客さまにご利用いただいています。また、インターネットに不慣れな方でも気軽に利用できるよう「電話スーパー」のサービスも展開。ネットスーパーのシステムを活用して、電話でご注文いただいた商品をお客さまのご自宅までお届けしています。

ネットショップ

季節のイベント・
雑節向け商品から、
地産の果物・スイーツまで

各地域のリアル店舗に来店されるお客さまから全国のネットユーザーまで、ネットショップを通じてマックスバリュ東海が厳選した地産商品を購入することができます。サービスは大きく分けて二つ。一つは、Webとリアル店舗間の相互送客による「店舗受取りサイト」。たとえば、土用の丑、クリスマスケーキ、節分など、季節のイベントや雑節向けの商品が、従来の店頭予約に加えてWebサイトでも予約できるようになりました。そしてもう一つが、マックスバリュ東海の営業エリア商品を対象とした「通販サイト」。こちらは、各エリアの地産の果物・スイーツ等を中心に展開しています。

立ち上げの経緯

ネットスーパー

「近くて便利」をもっと身近に。
地域のお客さまに寄り添い続けたい

2010年7月、マックスバリュ津城山店がネットスーパー1号店としてサービスを開始しました。しかし、決して順風満帆なスタートとはいえませんでした。当時は、食品EC市場そのものが社会に普及し始めたばかりの頃。まだまだ世間の認知度は低く、ネットスーパーの利便性を感じていただこうと思っても「まず一度使ってもらう」ことが難しい時代でした。その後もしばらくは、思うように利用者を獲得できない時期が続きました。それでも、長年にわたって培ってきたノウハウと、きめ細かなサービスを根気強く提供し続けることで、次第に状況が好転。認知度の拡大とともに、少しずつお客さまに利用していただけるサービスへと成長していきました。

ネットショップ

ネット×リアル=新しい可能性。
「店舗受取」と「通販」の2軸で展開

EC市場の拡大成長を背景に、ほかにない「ネット」と「リアル」を融合させた新しい取組みの実現を目的に「オムニチャネルへの取組み」が発足。今までリアル店舗で提供してきたお客さまへの手厚いサービスをインターネット経由で実現すること。ローカルバイヤー網をもつマックスバリュ東海ならではの強みを生かし、各エリアの店舗を通じて全国の地産品をお届けできる通販サイトを構築すること。これら二つを目的に「ネットショップの立ち上げ」に向けた新しいシステムの企画・開発がスタートしました。

サービスの利用状況

ネットスーパー

外出控えの時代にこそ光る存在感
コロナ禍を逆手に売上高は2.5倍増

2019年、2社の統合により現在のマックスバリュ東海が誕生。それを機に生まれ変わった新体制のもと、積極的な周知活動が実を結ぶ形でネットスーパーの利便性に対する認知度も徐々に高まっていきました。そうした状況の中、社会ではコロナ禍を背景にネットスーパーの存在が一層大きくクローズアップされることに。マックスバリュ東海においても各店舗でネットスーパーのサービス導入が進み、ほぼすべての配送便が連日フル稼働するなど、それまでのネットスーパーにおける常識や価値観が180度変化。2021年度に入ってもその流れは続き、2019年度と比較して売上高は2.5倍にまで増加しました。

ネットショップ

リアル店舗の枠を飛び越え、
全国のあらゆるニーズに対応

従来の店頭予約のほか、インターネットからでも予約可能な「店舗受取サイト」。現在は各エリアで多くのお客さまにご利用いただいており、それを裏付けるように好評の声も多数いただいています。同様に、地産の果物・スイーツを中心に展開する「通販サイト」も好調を維持。こちらも全国のお客さまから多くの注文依頼が舞い込んでいます。リアル店舗では難しい、全国各地のお客さまの需要に応えることができるのは、まさにネットショップの利点。新たなお客さまの獲得という点においても、徐々に効果が表れ始めています。

今後のビジョン

コロナ禍による巣ごもり需要の影響もあり、食品EC市場は急速に拡大しています。その結果、コンビニエンスストアやホームセンター、ドラッグストアをはじめ、異業種からの新規参入企業も増加の一途を辿っており、今後はさらなる競争の激化が予想されます。そうした状況の中、今後もマックスバリュ東海が生き残っていくためにはデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が不可欠です。そして、その一翼を担うのがネットスーパーであり、ネットショップであると考えています。消費者のあらゆる生活においてデジタル化が浸透しつつある昨今、当社においてもEC事業は食品小売店のサービスとその枠を超え、リアル店舗に勝るとも劣らない重要なポジションを確立しつつあります。今後、さらなる革新と拡大が進んでいく中、さらに面白みを増していく事業カテゴリへの成長が期待されています。