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もしも異世界にスーパーマーケットをつくったら

スーパーマーケット。
身近な存在として、食材から日用品まで
幅広い商品を取り扱う業態。
暮らしを支えることが
スーパーマーケットの存在意義です。
そこには、実は様々な思惑やこだわりがあることを、
あなたは知っているでしょうか?
それを知るために、異世界を舞台に、
「スーパーマーケットが暮らしをどう変えるか」を
真剣に考えてみました。

参加者

  • 前田 耕作 2015年入社

    憧れる職業:狙撃手
    好きなモンスター:ゴーレム

  • 片岡 幸里 2013年入社

    憧れる職業:魔法使い
    好きなモンスター:スライム

  • 鈴木 裕太 2010年入社

    憧れる職業:商人
    好きなモンスター:ドラゴン

  • MISSION 01
  • MISSION 02

MISSION1:スーパーをオープンせよ

「もしも異世界にスーパーマーケットをつくったら」。1枚の紙に記されたフィールドMAPをもとに、マックスバリュ東海の社員3名が知恵とアイデアを出し合いながら出店エリアや運営方法、周辺エリアへの影響などについて考える企画です。誰も知らない、何もない場所にスーパーマーケットをつくったら人々やモンスターの生活はどう変化するのか、座談会を通じてディスカッションします。

FIELD MAP

「異世界にスーパーマーケットをつくったら」ですか?現実世界はもちろん、想像の世界でもまったく考えたことのないテーマです(笑)。このフィールドマップの中で出店場所を選ぶんですよね。モンスターもいるし、なかなか手強そうな感じですね。今までマックスバリュ東海で学んできたことと、可能な限りの想像力を生かして頑張ります!

私は小学校から中学校にかけてTVゲームをしていたから、このフィールドマップを見てピンときたよ。なんだか懐かしくて、昔よく遊んでいたRPGを思い出しました。どんな展開になるのか想像はつかないけど、何だかワクワク感はあるよね。異世界でマックスバリュ東海の店舗を流行させちゃいますか(笑)!

そういえば最近、全然ゲームしてないなぁ。…って、別にモンスターを倒す必要はないんですよね(笑)。でも、面白そう!童心に戻って、頭のスイッチを切り替えられるかどうかもポイントかもね。フィールドマップの中から得られる情報を頼りにいろいろと想像を巡らせるわけだから。まずは、それぞれの視点で自分が思う最適な出店場所を考えてみようか?

私が出店候補地として魅力を感じるのは左上のエリアです。まず、フィールド全体を見て「おそらく海を隔てた各エリアで文化が違うのでは?」と想像しました。上半分のフィールドは左右でエリアが分かれていますが、橋を使って往来できますよね。異なる文化圏への移動が可能なら、スーパーマーケットとして豊富な品揃えが期待できるんじゃないかと。陸路だと運送コストも安く済みますしね。商品の仕入れやお客さまの利便性の面でメリットが大きいと考えました。

私も左上です。一番の理由は集落の存在。「魅力的なスーパーマーケットがあります。でも、近くにないから買いに行けません」では意味がないよね。異世界とはいえ、商圏はやっぱり大事だと思います。そうなると右下も候補なんだけど、そこはエリアの広さを考慮しました。品揃えを充実させるには加工食品などのグロサリーも不可欠です。左上なら店舗と加工工場を近くに建てられるし、それこそ海で魚を獲ってすぐに加工することもできると思いました。

私は将来性という視点で右下ですね。このエリアは、岩山とかゴツゴツしたものがない地形に見えます。まっさらな土地であれば、低コスト・短工期で出店できるなと思って。一見、何もなさそうに見えるけど、だからこそ新しいものをつくりやすいんじゃないかなと思いました。それに、周辺には人が住んでいる集落もあります。近くにスーパーマーケットができることで次第に人家が増え、街として発展していく可能性も大いにあると感じました。

FIELD MAP

なるほど。鈴木さんの意見を聞いて、複数店舗の展開もアリかな?と思いました。そもそも1店舗限定というルールはないですよね。たとえば、左上もしくは右下に基幹店となる1号店を出店し、残りのエリアに小型〜中型店舗を順次出店する。そして最終的に、中央エリアに東西南北から商品が集まるショッピングモールができたら面白くないですか?その頃には各エリアを自由に行き来できる橋も架かっているはず。どこに住んでいても買い物がしやすいですよね。

その案いいね!どちらか一方だけに店舗があると、対極エリアの住人・モンスターは生活が不便だろうし。そう考えると、個人的には人が集まりやすい左上に1号店、将来性を見越して右下に2号店かな。1号店はマックスバリュ東海がどんなスーパーマーケットなのか、どんな特徴があるのかなどを認知してもらう役割も担うことになります。より多くの住人・モンスターに私たちの存在を周知するならエリア面積の大きな左上がいいのかな、と。

同感です。その方法なら、左上に1号店を出店する案に賛成です。集落、海、林、砂漠、岩山など多様な地形やエリアごとに異なる特徴が見られるので、様々な商品が流通すると思います。魚介類から農作物まで豊富な商品ラインナップをウリに展開できそうですよね。あとは、フィールドMAP内の基幹店ということなので、それなりに売上額も求められます。左上に1号店を出店して終わりではなく、どのように売上を確保していくのか。そこも考える必要があるよね。

対談風景

24時間営業はどうですか?左上のエリアは岩山や林があるので、もしかしたら日照が少ないかもしれないし、夜は暗くて人流が減る可能性も考えられます。なので、昼間は有人営業にしておいて、来店者数が少ないと予想される夜間は無人営業にするのも一つの手だと思います。それならお客さまはいつでも買い物ができるし、逆に店舗側は人件費などのコストを抑えることができます。お互いにとってメリットのある営業スタイルだと思うんですけど。

いいと思う。1号店を左上のエリアに出店した場合、上半分の住人・モンスターだけでなく、右下や左下など橋が架かっていないエリアの住人・モンスターが船を使って水路で来店することも十分考えられるしね。いろんなエリアからいろんな時間帯にスーパーマーケットに足を運ぶ可能性があるなら24時間営業は合理的だと思う。朝が早い漁師さんでも、遠方から時間をかけて訪れるお客さまでも、誰もが時間を気にせず買い物できるからね。

意見がまとまったね!まずは集落をはじめとする生活圏が近くにあって、商品の仕入れや生産がしやすいと思われる左上のエリアに1号店を出店する。同時に各エリアにマックスバリュ東海の存在を認知してもらいつつ、右下エリアから順番に小型〜中型店舗を出店。最終的には流通網の発達にあわせて中洲にショッピングモールをつくることで、すべての住人・モンスターが自由かつ便利に買い物ができる未来が訪れる、ということだね!

FIELD MAP

エリア選定のポイント

今回もっとも重視したのが「生活圏の近く」であること。その条件に当てはまる2エリアを候補地とし、そこから店舗の品揃えや利便性などの可能性を絞り込んでいきました。最終的に選定した左上のエリアには、人が住んでいる集落があります。さらに、橋を介して隣のエリアと往来できる点、海や林、岩山など、多様な立地環境のため豊富な商品ラインナップが見込める点を評価しました。また、エリア間の往来がネックだったため、複数店舗展開を採用。各エリアに順次出店し、将来的には中央エリアの中洲にショッピングモールを建てることで、どのエリアからでも自由にアクセス可能な世界の実現を構想しました。

MISSION2:顧客に合った商品を企画せよ

第2部の座談会テーマは「商品企画」です。一人ひとり食の嗜好が異なるように、異世界に住むモンスターたちにもそれぞれ食の好みがあり、人知れず食の悩みを抱えています。マックスバリュ東海が推進する「ちゃんとごはん」の豊富なレシピの中から、モンスターの生態や特性にあわせて最適なメニューを考案します。

対談風景

オーク私が引いたモンスターは「オーク」です。オークの特徴は「農耕を行わないので野菜が不足しがち。お肉はよく食べ、好き」です。本人も気にしているように、野菜不足をいかに補うことができるかが商品企画のポイントになると思います。お肉と野菜を組み合わせたメニューはたくさんあるので、その中から最適な一品を提案するのは難しい作業ですが頑張ります!

クラーケン私が引いたモンスターは「クラーケン」です。クラーケンの特徴は「食欲旺盛でなんでも食べるが、いつも海にいるので最近日焼けが気になる」です。映画や漫画などの世界に登場することも多い有名モンスターですが、その生態は謎が多いイメージ。「食欲旺盛」と「日焼け」に対してどのようにアプローチできるかが重要なポイントになると思います。

ドラゴン私が引いたモンスターは「ドラゴン」です。ドラゴンの特徴は「料理は“焼く”一択でマンネリ。新しい刺激を求めている」です。やっぱりモンスターの代表格といえばドラゴンだよね。もう一つ、スライムのカードもあったけど、企画の流れ的にもドラゴンのカードを引くことができて、ひとまずホッとしています(笑)。

ターン1:片岡のアイデア

ズバリ、回鍋肉を提案します!野菜も摂れるし、オークが大好きなお肉も入っていますから。味も濃い目で、ご飯がすすむんじゃないかな。「ちゃんとごはん」のレシピには野菜もお肉もしっかりと摂れるメニューがたくさんあるので、ひとまず私が好きな食材の食べ合わせを頭の中で考えたら回鍋肉が浮かんできました(笑)。ただ、一般的な回鍋肉に入っている野菜はキャベツとピーマンのイメージ。野菜不足に悩むオークに対しては品目数が少ない気もしますが、どう思いますか?

対談風景

決断が早いね(笑)。いい提案だと思います。私も個人的なイメージになっちゃうけど、オークは見た目からしてガッツリ系の料理が好きそうだよね!また、野菜の品目数だけど、「ちゃんとごはん」は名前の通り、栄養バランスがしっかりと考えられたヘルシー志向かつ見た目も鮮やかなメニューがたくさんあります。たとえば1食で1日に必要な野菜量の1/3を摂れるメニューなどもあるので、そういったものをうまく組み合わせるのもアリじゃない?

定番だけど野菜炒めとか?野菜不足に悩んでいるなら、野菜はいっぱい摂ってほしいよね。もしくは、肉も食べたいなら健康面も考えて高タンパク・低脂質の鶏肉を使った料理もいいかも。焼き鳥も好きそうな感じがするんだけど、いつも食べているかな。それなら、オークとしては物足りないよね。となると、やっぱり当初の片岡さんの提案をベースに肉も野菜もしっかり摂れるメニューがいいと思います。「ちゃんとごはん」には複数の回鍋肉メニューがあるしね。

対談風景

やっぱり着地点は「野菜も摂りたいけど、ガッツリお肉も食べたい」だよね。その考えをもとに、主菜にはご飯がすすむガッツリ系おかずを用意して、汁物もセットで提供する感じかな。じゃあ、メインには野菜品目の多い「豚ひき肉の彩り回鍋肉」をチョイスします!そして汁物には「えび水餃子♪ピリ辛野菜スープ仕立て」を。お肉だけじゃなくて魚介類も楽しめるし、椎茸、生姜、大根、玉ねぎ、ニンニク、もやしなど8種類の具材入りで普段の野菜不足を補いつつ食べ応えも満足感も◎です!

いいね!ごはん、おかず、スープと定食が完成したね。中華ジャンルのメニュー同士で組み合わせているので定食としての完成度も高いよね。肝心の悩みである野菜不足に関しても、片岡さん提案の回鍋肉なら定番具材のキャベツとピーマンに加えてパプリカ、にんじん、長ネギなども入っていますし、スープで玉ねぎ、大根、ニラ、椎茸など多くの品目数を摂れるので栄養バランス的にもバッチリだと思います!

提案メニュー

ターン2:前田のアイデア

クラーケンの特徴で気になったのが「日焼け」というワードですね。インターネットで検索したところ、日焼け予防や紫外線対策にはビタミンA・C・E、ポリフェノール、リコピンなどがいいみたい。これらの栄養素を含む食材で思い浮かんだのが、リコピンが豊富なトマトです。ただ、「日焼けが気になる」なので、紫外線対策というよりも日焼けによる肌のダメージ回復を優先して新陳代謝を活発にするビタミンたっぷりのメニューがいいのかな、とも考えています。

対談風景

トマトと聞いて、すぐに思い浮かぶのはミネストローネですね。仕事柄、トマトを使った商品はよく目にしますが、今は即席のカップスープでも丸々1個のトマトが使われているものもあるので手軽にしっかりと栄養を摂れると思います。もちろん「ちゃんとごはん」のレシピにもミネストローネはありますしね。ただ、体の大きなクラーケンにはスープだと少し物足りない気もします。カードには「食欲旺盛でなんでも食べる」と書いてあるので、量をたくさん食べるイメージがあるんですよね。

クラーケンの生息地は海ですよね。いつも海にいるということは、主食は魚介類や海藻だと考えられます。逆に、陸の食材を食べる機会はほとんどないと思います。そう考えると、食べ慣れている海の魚介類を使ったメニューはあえて避けるとか?肉や野菜などを使ったメニューを軸に考えてみてもいいかもね。それこそ果物とかはどうだろう。今まで食べたことのない食材が出てきたら、クラーケンも喜ぶんじゃないかな(笑)。

対談風景

貴重な意見をありがとう!トマト料理も捨てがたいけど…ここは日焼けによる肌のダメージ回復を重視したメニューにしようかな。であれば、ビタミン豊富な食材=フルーツだよね。オークへの提案メニューはガッツリ系だったし、ここでフルーツたっぷりのデザート系メニューを提案すれば企画の流れ的にもいいよね(笑)。ということで、いろいろと候補がある中で私がチョイスするのは「フルーツオープンサンド」です。キウイ、ブルーベリー、パイナップル、オレンジと、とにかくビタミン群が豊富な一品です。

フルーツサンドなら、果物だけを食べるよりもボリューム感がありますね。日焼けのダメージ回復に効くビタミンがたっぷりなのはもちろん、ブルーベリーは目にもいいですし、彩りも鮮やかなのでクラーケンも食欲をそそられると思います。生クリームの代わりにギリシャヨーグルトを使っているのもヘルシーで高ポイントですね。ほどよい酸味もあってフルーツとの相性もバッチリだと思います!

提案メニュー

ターン3:鈴木のアイデア

絶対に押さえたいポイントは「新しい刺激」だよね。ただ、刺激をどのように解釈するか。悩みはシンプルだけど、逆に難しい。ドラゴンの調理法は、口から吹き出す炎を使った“焼く”の一択だから、それ以外の調理法を新しい刺激と考えるべき?それなら、煮る、蒸す、炒める、炙るなどがあるけど。基本的にはなんでも食べると思うから、食材自体に制限はなさそうだよね。そうだなぁ…たとえばガパオライスとか、味覚的な刺激のあるメニューはどうかな。

対談風景

食材そのものに新しい刺激を、ということであれば珍しい食材や今までに食べたことのない食材という考え方もありますね。ドラゴンって陸地にいるか、空を飛んでいるイメージじゃないですか。海に潜って食材を調達するイメージはないので、魚介類を使ったメニューとかはどうですか?「ちゃんとごはん」のレシピにも魚を使ったメニューはたくさんあるので、いろんな提案ができそうな気がします。

個人的に、鈴木さんの言う味覚的な刺激は面白いと思う。私が思いついたのはナンカレーかな。スパイス系=刺激的とすぐにわかるし。それこそマックスバリュ東海の各店舗でも様々なスパイスを扱っているし、最近はアウトドア料理やBBQなどで人気・話題になっている商品もあるしね。あとは、ただ刺激的なだけでなく、せっかくなら流行や人気も取り入れた提案だとなおさらいいんじゃないかと。もちろんスパイス系にこだわる必要はないと思うよ。

対談風景

確かに。ドラゴンへの提案メニューはほぼ制限がないので、何かテーマ性のあるメニューだといいかも。となると、今の時期(※取材時は秋でした)ならやっぱり鍋かな。冬には欠かせない人気&定番メニューだし、今は変わりダネを含めていろんな種類の鍋があるから。その路線で選ぶなら「東海地方ご当地鍋!三重・滋賀編:忍者風鍋」がイチオシ。卵白をふわふわに泡立てたメレンゲがのった見た目はもちろん、具材と一緒に食べると口の中でシュワッと溶けてなくなる新食感も刺激的だと思う。ドラゴンも絶対に食べたことないよね(笑)!

間違いない!味はもちろん美味しいし、SNS映えする見た目も今時でいいんじゃないですか?さすがにドラゴンはそこまでしないと思うけど(笑)。でも美味しくて見栄えもいいし、季節性もしっかりと意識されていて素晴らしいと思います。それに、マックスバリュ東海の特徴でもある“じもの”もうまく取り入れているじゃないですか。「ちゃんとごはん×じもの」の組み合わせは、マックスバリュ東海らしさがとてもよく表れているメニュー提案だと思います!

提案メニュー

想像していたよりも盛り上がりましたね!メニューには採用できなかったけど、お肉を大豆ミートに変えたり、ご飯を玄米に変えたりと、メニューの有無は別としていろんなアイデアを出し合うのは楽しかったです。結果的に、野菜たっぷりの回鍋肉メニューが提案できて、個人的には満足です。オークもきっと喜んでくれると思います!

カードを引いて、その場でメニューを考えるのは大変だろうなと思ったけど、いざやってみると意外とアイデアって浮かんでくるものだね。もちろん2人のアイデアやアドバイスがあったから最終的なメニュー提案に至ったわけだけど。クラーケンとフルーツサンドはまさかの組み合わせだよね(笑)。自分1人だったら、絶対に思いつかなかったと思う。でも異世界なら、これくらい柔軟な発想も面白くていいんじゃないかな。

ドラゴンはメニューの選択肢が多かったぶん、2人が選んだモンスターよりも苦労したかな。最終的に鍋にたどり着くまで、いろんな意見が出た気がする(笑)。でも裏を返せば、「ちゃんとごはん」は、それだけレシピが豊富だということだよね。異世界のモンスターに対してこれだけメニュー提案できるんだから、現実世界ならもっと提案の幅や可能性が広がるんじゃないかな!

MISSION3:マックスバリュ東海 異世界店 反省会

「異世界×スーパーマーケット」というユニークなテーマで行われた今回の座談会。その目的は、スーパーマーケットで働くことの意義や面白さ、そしてマックスバリュ東海の魅力を1人でも多くの方に知っていただくことにあります。第3部では、座談会に参加した感想や未来の仲間へのエールをそれぞれ思いのままに話してもらいました。

面白かったですね!まさか異世界とスーパーマーケットがこんな風につながるとは思いませんでした。出店の際に重視する条件は何なのか、ターゲット層はどうするのかなど、私たちが日頃から身近に考えていた話題も、少し視点を変えるだけで新しい発見が多々ありました。盛り上がり過ぎて本筋からハズれることもあったけど(笑)、それは自然体で話せたということで。マックスバリュ東海の雰囲気や仕事に対する思いなどが1人でも多くの学生さんに伝わると嬉しいですね。

個人的にもいい経験になりました。私自身、ちゃんとごはんのことを自分なりに理解・把握していたつもりでしたが、モンスターのメニュー考案という企画を通じて、改めてバリエーションの豊富さを認識しました。正直、思いつきで頭の中に浮かんだアイデアを次々と提案した部分もあったのに、ちゃんとごはんのレシピで検索すると何かしら関連するメニューがヒットしたからね。これってスゴいことだと思う。固定概念にとらわれず、視野を広く持つことがいかに大事なのか改めて気づかされましたね。

異世界をテーマにしたユニークな企画でしたが、採用活動という観点で見た場合に現実世界と通じる部分もあると感じました。たとえば、私たち自身も強く実感した柔軟な発想の大切さ。これは、今後マックスバリュ東海に入社される方に求められる部分だと思います。「今までのやり方がこうだから」ではなく、変化し続ける世の中の動きやニーズに対して、いかに柔軟な発想・視点で物事を考えられるか。過去にはないやり方や取り組みを自発的に実践できる人材になってほしいですね。

そのためには、常に感度を高く持ってアンテナを張りながら新しいモノ・コト・情報に対して興味を示すことが大事じゃないかな。そして、その興味を自分の言葉として発信していけるような人が現場では求められていると思います。もちろん興味の対象はなんでもいいと思います。大切なのはブレない芯を持って仕事に臨む姿勢。それを備えている人は入社後もきっと活躍できると思います。

ただし前提として、お客さまを目の前にして自然と笑顔で挨拶ができること。そのうえで、片岡さんが話していた“興味・関心”が活躍のキーワードになるんじゃないかな。たとえば、お客さまや一緒に働く仲間など「人を好きになる」のもそうだし「商品を好きになる」のも興味・関心事として大切だと思います。あとは、自分の仕事に誇りを持って突き詰めていく姿勢のある人。マックスバリュ東海ではそんな人が求められていると思います。

失敗を恐れずにチャレンジすることも大切だよね。今回の企画も、私たちにとってはある意味チャレンジだったと思います(笑)。でも、こうして座談会に参加したことで新しく気づいたこともあったわけで。当然、最初からすべて成功する人なんていないし、失敗だってたくさんすると思う。でも、仮に失敗してもその結果を次に活かしていくことが大事だと私は思います。臆せずチャレンジできる人と一緒に働きたいですね。

対談風景