食生活の多様化が進む中で、改めて注目されているのが「発酵」食品です。日本の伝統的な食文化が、近年は健康とおいしさの両面から見直され、食トレンドとして広がりを見せています。発酵の魅力の1つには、特別な手間をかけなくても、料理の旨みやコクを自然に引き出してくれる点があります。その中心にあるのが、みそやしょうゆ、みりん、酒などにも使われる「麹(こうじ)」の力です。麹菌が生み出す酵素によって、食材の甘みや旨みが引き出され、いつもの食材でも発酵の力をちょっと意識するだけで、味わいに深みが生まれます。💡
今回は、発酵食品の中でも【甘酒・酒粕・納豆】を使ったレシピをご紹介します。難しい工程はなく、今日から実践できるものばかりです。発酵の力を味方に、いつもの食卓を少し豊かにしてみませんか。 🙂
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【甘酒を使った主食の発酵レシピ】
甘酒で!きのこの炊き込みごはん
栄養が豊富で「飲む点滴」ともいわれる甘酒――。
炊き込みごはんに使い、奥行きのある味わいに仕上げます。
レシピで使う米麹甘酒は、やさしい甘みが特徴です。
★ポイント
・甘酒としいたけ、塩昆布を使うことで、だしを入れなくても薄味にはなりません。🍄
・おにぎりにしてランチや軽食として食べるのも◎🍙
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【酒粕を使った主菜の発酵レシピ】
酒粕豆乳グラタン
酒粕×みそのダブル使いで作る、まろやかなコクのある発酵グラタンです。
グラタンソースを酒粕と豆乳を合わせて作ることで、自然な旨みが引き立ちます。 😀
★ポイント
・酒粕の代表的な使い方は粕汁ですが、意外にも洋風のメニューでもマッチします。
・和と洋の食材が合わさってごはんにもパンにも合う仕上がりです。🍞🍚
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【納豆を使った副菜の発酵レシピ】
納豆とほうれん草の和え物
日本を代表する発酵食品とも言える納豆は、混ぜるだけでも1品完成します。
こちらのレシピでは電子レンジの加熱だけで作れるため、
野菜が一緒に摂れるメニューを作りたいけれど、忙しい日にも活躍します。 😉
★ポイント
・納豆の粘りは、先に納豆だけで混ぜると糸のふっくら感がアップします。
・のりや大葉で巻きながら、一口サイズにして食べるのもオススメです。💡
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【知っていますか?甘酒と酒粕の違い】
甘酒と酒粕は、どちらも日本の発酵文化から生まれた食品ですが、料理での役割には違いがあります。同じ発酵食品でも、それぞれの特徴を知って使い分けることで、甘みを生かしたやさしい味つけから、コクや旨みをプラスするアレンジまで、もっと発酵の魅力を発揮することができます。発酵の魅力をより深く楽しむためにも、まずはそれぞれの違いを知っておきましょう。
<甘酒と酒粕の違い>
甘酒
甘酒には「酒粕の甘酒」と「麹の甘酒」の2種類があります。今回レシピで使ったのは「麹の甘酒」で、米と麹(または米麹)を発酵させて作られています。
砂糖の代わりに使うと、自然な甘みが出るのもポイントです。料理では甘み付けやコクを出すのに使え、炊き込みごはんや煮物などをやさしい味わいに仕上げます。米麹甘酒は名前に酒とついていますが、アルコール分を含みません。
酒粕
日本酒を造る過程でできる副産物で、米・麹・酵母の成分が凝縮されています。また、酒粕からも甘酒を作ることができます。
独特の香りとコクがあり、粕汁や漬物の漬け床はもちろん、グラタンや炒め物などに使うと、少量でも料理の旨みが深まります。酒粕は加熱方法や使用量によってはアルコール分が残るため、食べる人に合わせた使い方を心がけると安心です。
どちらも毎日たくさん使う必要はありません。それぞれの違いと役割を意識して料理に使うと、発酵の知恵を生かした食卓に変身します。今回ご紹介したレシピを活用し、無理なく日々の食生活に取り入れてみてくださいね。 🙂









