新じゃがいもと普通のじゃがいもの違いを知っていますか?
それは収穫や出荷までのタイミングの違い。それにより味・食感も変わってきます。
新じゃがいもと普通のじゃがいもの違い
*新じゃがいも
・完熟前の葉と茎が青い段階で収穫され、すぐに出荷される。
・皮が薄く、やわらかくてみずみずしい。
→皮ごと食べられるため、栄養も丸ごと摂取◎
*普通のじゃがいも
・完熟されてから収穫し、2か月以上低温で貯蔵して熟成されてから、出荷される。
・皮がかたくてホクホク。熟成されて甘みが強くなる。
→でんぷん質が多いため、ポテトサラダやコロッケに◎
選び方のポイント
・皮が指で剝がせそうなくらい薄く、緑色に変色していない。
・しっかりとかたく、重みがある。
保存方法
・常温:新聞紙で包み、風通しが良く直射日光が当たらない場所に置く。
※普通のじゃがいもよりも日持ちしないため、1週間ほどで食べましょう。
・野菜室:新聞紙で包み、袋に入れてから保存する。
・冷凍:加熱して潰し、小分けにして冷凍する。
※普通のじゃがいもより水分が多いため、マッシュ状にして冷凍することで、食感の劣化を抑えることができます。
主な栄養素
ビタミンC
・シミの予防・免疫力の向上に効果があると注目されています。
・でんぷんに守られているため、加熱しても壊れにくいのが特徴です。
※新じゃがいもの方が普通のじゃがいもより、約4倍多く含まれていると言われています!
カリウム
・体内の余分なナトリウムを体外に排出し、むくみ・冷え・高血圧を改善する働きがあると言われています。
・水溶性なため、ゆでる場合は皮ごとゆでることで流出を抑えられますよ♪
じゃがいもには毒がある?
じゃがいもの芽や緑色になった皮には、腹痛・下痢・めまい、最悪の場合は死に至ると言われる天然毒素(ソラニン・チャコニン)が含まれています。厚めに剥いて、しっかり取り除きましょう!
おすすめレシピ:「ほくほくポテトの肉みそあんかけ」
こんがりと焼いたじゃがいもに甘辛肉みそがよく合います♪新じゃがいもで皮を剥かずに作れば、香ばしい皮がアクセントになり、より一層おいしくいただけます!