秋といえば焼きいもがおいしい季節!行楽のいも掘りなどでさつまいもが手に入った方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
今回は専用の機械がなくても、出来立ての焼きいもをおうちで食べたい方にピッタリな作り方をご紹介します。
シンプルな焼きいもは、さつまいもがあれば簡単!
さらにアレンジレシピをマスターすれば、飽きることなくお楽しみいただけます。
レシピはこちらからチェック☟
【電子レンジで作る焼きいも】
しっとり!電子レンジで焼きいも
電子レンジで作る焼きいもは、加熱時間が10分程度で鍋に比べて20分程短くなります。
さつまいもは電子レンジで温めるだけでもおいしいですが、
よく濡らしたキッチンペーパーで包むことで、よりしっとりした仕上がりに!
★ポイント
・お好みでバターやアイスクリームをトッピングしてもOK。
・加熱しすぎを防ぐため、様子を見ながら加熱するのがオススメです。
【鍋で作る焼きいも&アレンジ】
焼きいもで作る大学いも
鍋でゆっくり時間をかけて焼くとβ-アミラーゼが活動する時間が伸び、
よりたくさんでんぷんを麦芽糖に変わるため甘くなります。
最適な温度は約70℃の弱火と言われています。
焼きいもを作って余った分は、大学いもに変身!
★ポイント
・拍子切りにして作って、透明カップに盛り付ければ専門店のような出来映えになります。
・香ばしいのがお好みの方はトースターで作っても◎
【火を使わない焼きいものアレンジ】
焼きいもとクリームチーズのデリ風おつまみ
焼きいもとクリームチーズを和えるだけで作れるお酒のお供です。
簡単な調理しかないため、すぐにおつまみが欲しい時にも活躍!
★ポイント
・バゲットやクラッカーにのせて盛り付けしても、こなれ感のある仕上がりに♪
・彩りがよく、行楽のお弁当に詰めても季節感がアップします。
【焼きいもアレンジスイーツ】
焼きいもドーナツ
生地はホットケーキミックスとたまごで作る、焼きいも入りのドーナツです。
焼きいもを加えることで、プレーンで作った時よりも食物繊維がプラスになります♪
★ポイント
・ひと口サイズで作って並べ、かわいくデコレーションしてもよいですね。
・チーズをプラスして食事系ドーナツとしてもアレンジできます。
焼きいもを作ったことはありますか?
焼きいもは日本の伝統的な料理であり、秋から冬にかけての季節感を楽しむことができます。
子どものころに外で焼きいもを作った思い出がある方も多いのではないでしょうか。
しかし最近では、落ち葉を集めて焼きいもを作る機会や、
石焼きいもの移動販売をみかけることも減ってきています。
ご自身はこういった経験はあるけれど、お子さんは体験したことがないということもあるかもしれません。
落ち葉を集めて準備するのは大変ですが、
おうちでの焼きいも作りでもポイントを押さえていれば、魅力を存分に楽しめます。
ここでは、知っておくとちょっと嬉しい焼きいもにまつわる豆知識をご紹介します。
【低GI食品には冷やし焼きいも】
さつまいもは、基本的には低GI食品ですが、焼くとGI値が上がることがあります。
しかし、焼きいもを冷やして食べることで、GI値を抑えることができます。
冷やすことで、でんぷんがレジスタントスターチに変わり、血糖値の上昇が緩やかになります。
【追熟でさらに甘くなる】
収穫後にさつまいもを10〜15日間保存して追熟させることで、デンプンが糖に変わり、
より甘くなります。
焼きいもの甘さを最大限に出すためには、追熟させたさつまいもを使うのが◎
【秋に焼きいもを楽しむ理由】
さつまいもは植え付けから収穫までに4〜5ヵ月かかります。
昔は時間をかけて育てたさつまいもを収穫し、焼いて楽しむことが秋の恒例行事の一つでした。
また、焼いたときの香ばしい香りが、季節の訪れを感じさせてくれるため、秋の行事になったと言われています。
焼きいもの楽しみ方は、作る以外にも学校や幼稚園でのいも掘り行事への参加するのも
とってもよいですね。
スーパーのさつまいも売場に立ち寄って、売られている品種について調べてみるのも面白いかもしれません。
今回ご紹介した「おうちで作れる!焼きいも&アレンジレシピ」も、
ぜひトライしてみてくださいね。