一汁三菜とは、日本人の主食である「ごはん」に「汁物」と3つの「菜(おかず)」を組み合わせた献立の基本のことです。
この献立により、体に必要な3つの栄養素をバランスよく摂ることができます。
「エネルギーになる」主食をごはんとして、残りを以下で賄うことになります。
・汁物(おみそ汁、お吸い物)
・主菜(焼き魚、刺身、肉類など)
→「体を作るもの」
・副菜(煮物など)
→「体の調子を整えるもの」
・副々菜(胡麻和えやおひたしなど)
→「体の調子を整えるもの」
※漬物は、香の物として副菜には含まれません。
知っているようで実はよく知らない人も多い「献立」の立て方。料理をするときも、なんとなく似たようなメニューに・・・、簡単にラーメンやパスタなど主食だけで済ませてしまう…ということもありがちですよね。でも、健康的な生活のためには、できるだけ栄養バランスが摂れた献立が大切です。
一汁三菜の配膳方法
向かって左手前にごはん、右手前に汁物、右奥に焼き魚などの主菜、左奥に煮物などの副菜、真ん中に和え物や酢の物などの副々菜という形で置きましょう。
ちゃんとごはん献立例
一例をご紹介しますので、「今日の夕食は何にしよう?」と迷った時は、ぜひこちらを参考にしてみてくださいね♪
①【主菜】鮭とお野菜のバターしょうゆ煮
②【副菜】ほうれん草と白菜のごま酢あえ
③【副々菜】くずし豆腐ともずくのヘルシーサラダ
④【汁物】しらすとキャベツのお味噌汁
⑤【ごはん】(白米の他に炊き込みごはん、雑穀米、玄米など)